
こんにちは、アハトです。
「Magic Keyboard」の登場により今までより一回りも二回りもできることが増えたiPad Pro。これまで発売されてきた「Smart Keyboard」や「Smart Keyboard Folio」と比べ、本格的なキーボードとしての実力を持った「Magic Keyboard」の登場により、iPad ProはPCの代わりになるのか徹底的に検証していこうと思います。
「Magic Keyboard」の特徴とメリットについて

まず特徴として挙げられるのはキーの押し心地です。シザー機構と呼ばれる、はさみのような形で交差する2つの留め具を使ってキートップを支える機構により、これまで発売されてきた「Smart Keyboard」や「Smart Keyboard Folio」から数段上の快適さとなっています。薄型のノートPCとほぼ変わらない打ち心地といえるでしょう。
また、1つ1つのキーの感覚もおよそ20mmほどあけられており、誤って押してしまうことはほとんどないでしょう。ただし、サイズの小さい11インチ版の場合、ショートカットキーは凝縮され、非常に押しづらくなっている点に関しては注意が必要でしょう。
重さに関しては、11インチの場合597g、12.9インチの場合687g。本体よりも重いことがわかります。本体と合わせて1kgを超えてしまうことから持ち運んで使うというよりはデスクなどでがっつり作業を行うときに向くガジェットといえるでしょう。
iPad proのスペックについて
2020年モデルのiPad ProはチップがA12Zになり、今までのiPad以上に高速な処理が可能になりました。8コアのグラフィックプロセッサ搭載でアプリとゲームのパフォーマンスも上がっています。今までのiPadでもWEB閲覧や動画視聴など普段使いにはまったく問題ないが、高画質動画の編集やマルチタスクなど、PCライクにより高度な処理速度を求める人にあわせた機種となっているといえますね。
PCとiPad Pro+Magic Keyboardの価格の比較について

ここでは学生がPCとiPad Pro+Magic Keyboardのどちらかを買う場合、どちらがコスパで優れているのかについて考えていきます。
一般的な学生の場合、生協で13万円でPCを買うとします。この時同じ値段で用意できるのはカスタム無しの11インチiPadPro+のMagic Keyboardとなります。正直この比較ならば考えるまでもなく、ノートPCのほうに軍配が上がるでしょう。高い値段を出してまで最低スペックのiPadProとキーボードの小さいMagicKeyboardを買うのはお勧めできません。
まとめ
Magic Keyboardの登場により、確かにiPadProはPCに近づきましたが正直まだまだ同じ値段ではスペック不足感が否めないですね。ただし文系学生など、のプログラミングや3D CADを行わない人に関しては正直十数万円のPCは必要ないと思うのでその人はどちらでもよいといえるでしょう。
ただし、タブレット端末としてなら現状トップレベルの機能を持っているので一台は持っておきたいデバイスではないのでしょうか。これからの進歩に関しても見逃せませんね。
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